と疑問に思っている方に向けて、今回は「パークゴルフに必要な道具一覧」をご紹介します。
パークゴルフを始めるにはいくつかの道具を揃える必要がありますが、これらの道具は
- プレイに絶対必要なもの
- あったらさらに便利なもの
の2つに大別できます。
しかし、あまりにも選択肢が多いため、「何をどれだけ揃えればいいの?」と迷ってしまう初心者の方も少なくないと思います。
そこで、本記事では初心者の方にオススメの道具を一挙にまとめてご紹介しますので、本記事の内容を元に楽しいパークゴルフライフを始めるきっかけにして頂ければ幸いです。
パークゴルフに必要な6つの道具【初心者向け】
まず、パークゴルフを始めるために必要な道具には、以下の6つが挙げられます。
- クラブ【必須】
- ボール【必須】
- ティー【必須】
- マーカー
- グローブ
- ポーチ
これらを揃えれば、基本的にどのコースでもパークゴルフのプレイはできるようになります。
道具①クラブ
1つ目に揃えるべき道具は「パークゴルフクラブ」です。
クラブを選ぶ際、パークゴルフのルールでは
- クラブの重量は最大600gまで
- 長さ860mm以下
という規定が定められています。
初心者向けのクラブから上級者向けのものまでさまざまな種類が発売されていますが、まずは「IPGA」「NPGA」という認定シールが貼られたクラブであればどれを選んでも問題ありません。
認定シールがついているクラブは、公式に「安全で信頼性が高い」と認められた証となります。
非公認のクラブには安価という以外に特別なメリットはありません。むしろ現代の安全規格に適合せず危険性を伴う場合もあるため、購入時にはクラブに認定シールがついているか必ずチェックしましょう。
また、クラブの各パーツにはそれぞれ呼び名があり、知識として知っておきたい方は以下のタブを開いてご参照ください。
グリップ
クラブを握る部分を『グリップ』と呼びます。通常ゴム素材のものが多いですが、高価格帯クラブだと本革や独自形状のグリップを採用しているメーカーもあります。
メーカーごとにグリップの形や太さ、握り心地が大きく異なるため、実際に店頭で触ってみて一番手に馴染みやすいクラブを選択しましょう。
シャフト
『シャフト』はグリップからヘッドに続く一本の軸の部分です。
一般的に硬めのシャフトはパワーのあるハードヒッター向き、逆にしなりを活かせる柔らかいシャフトは、腕力に自信のない人、腕周りの関節に痛みや不安のある人におすすめです。
安いクラブの場合、しなりではなく「捻じれ」が生じやすいものもありますが、SPG・PiPoT・ミズノなど、業界老舗メーカーを選んでおけば品質上問題ないかと思います。
ヘッド
ヘッドはボールに当たる部分で、主に
- フェース
- クラウン
- ソール
の3つの部位から構成されています。
フェース
『フェース』はボールが当たる面部分のこと。
先端部分のことを『トゥ』、逆側を『ヒール』とも呼び、できるだけフェースの中央部でヒットすることでボールをより遠くまで飛ばすことができます。
クラウン
ヘッド全体のことを『クラウン』と呼びます。
一般的にクラウンが大きい方が反発力が高まり飛距離の観点では有利ですが、様々なライ(芝生の状態)に対応しやすいよう、敢えて小型クラウンを採用するメーカーもあります。(SPGなど)
また、小型クラウンの場合、通常スイートエリアが狭くなります。フェース面の中央部へしっかりボールを当てる技術が求められるため、初心者の方は大型クラウンのクラブを選ぶのがおすすめです。
ソール
ヘッドの底の部分を『ソール』と呼びます。
メーカー各社で特色が出やすい部分でもありますが、上の画像のようにソール後方部が斜めに彫り込んであるものを選ぶとヒール部のダフりを抑制できます。
また、上げ打ちのしやすさにも大きな影響を与えるため、今後上げ球も学んでいきたい人は事前にソール形状を確認しておくと良いです。
道具②ボール
パークゴルフのボールは、以下のように大きさや重さなどがルールで規定されています。
- 大きさ:直径60mm(±0.5mm)
- 重さ:80~95g以内
- 音圧:80db以上(球を打った時の音)
ちなみに、初心者のうちはショットの方向性が安定しないため、藪や池があるコースでは不意にボールを紛失してしまうこともあります。
ボールをロストしてしまうと、それを探す時間や手間、同行者にスペアボールを借りるなど迷惑をかけてしまうため、最低でも2つは購入しておくのをおすすめします。
道具③ティー
パークゴルフの第1打目を打つときには『必ずティーを使用すること』がルール上で定められています。
ティーに乗せることでボールを高く設置することができ、地面に置いた状態よりも高く強い打球を打つことが可能です。
最近ではヘッドとの摩擦抵抗を減らすのを目的に先端が毛状になったタイプや、打った勢いで飛ばないよう重りがついたものなども発売されています。
道具④マーカー
『マーカー』は2人以上でラウンドする際、主にグリーン上などで使用されます。
たまたまボールが重なってしまった場合、他のプレイヤーの打球進路を妨害しないよう、自分のボール位置にマーカーを置き目印をつけておくのに使用します。
さまざまな色やデザインのものがありますので、クラブやボール、ファッションの一部に合わせたりなど、お気に入りのものを1つ選んでおくと良いです。
道具⑤グローブ
『グローブ』はクラブをしっかりとグリップしたり、クラブから伝わる衝撃から手を保護するために着用します。(つけないと手の平にマメができることもあります)
人によっては両手に付ける、片手だけに付ける、または着用しないという人もいますが、グローブ着用の可否についてはルール上特に規定があるわけではありません。
片手の場合、右利きの人は左手、左利きの人は右手に装着すると良いでしょう。
グローブにはそれぞれサイズがあり、22cm、22,5cm、23cm、23,5cmなど、通常0.5cm刻みで様々な種類が発売されています。
はじめのうちはしっかり握れればどれでもOK。
デザインや色味、素材が気に入ったものを選ぶのもアリですね!
道具⑥ポーチ
パークゴルフのプレイ中、持参物をズボンのポケットに入れるのはおすすめしません。
ズボンが重たくなったり、それによってクラブが振りにくくもなるため、できれば腰に装着できる専用の『ポーチ』を用意しておきましょう。
素材やカラーなどポーチのデザインは様々で、女性は特に服装に合わせてコーディネートする人も多いですね。
選ぶ際はスマートフォンやスコアカード、ティー、小銭入れなどがゆったり入るものをセレクトするようにしてください。
あったら便利なパークゴルフ用品
上章では、パークゴルフをプレイするために最低限必要なものをご紹介しましたが、他にも揃えておくと便利な道具があります。
それが以下の3つ。
- スコアカードケース
- 帽子、サンバイザー
- サングラス
以下、補足していきます。
便利な用品①スコアカードケース
パークゴルフ場には大抵自社コースのスコアカードが無料配布されていますが、紙のままポーチに入れておくと折れ曲がったりしわになってしまったりと、プレイ中の扱いに苦労するシーンが必ず出てきます。
『スコアカードケース』があれば、下敷きとして手に持ったままスコアの記入がしやすくなりますし、過去にプレイしたスコアカードを整理したりまとめやすくなって大変重宝します。
値段も安い物なら1000円以下で購入できますので、ポーチに入るあまり大きくないサイズのものを1つ購入しておくとラウンドがスムーズになりますよ。
便利な用品②帽子、サンバイザー
夏の暑い時期にパークゴルフを楽しむ際、時間帯によっては太陽の逆行でピンが見にくくなったり、女性なら日焼け・肌への紫外線が気になることもあるかと思います。
また、夏の暑い時期は紫外線による眼へのダメージも気になります。充血したり目がしょぼしょぼする感覚に襲われることもあり、対策をしないとひどい場合白内障などを引き起こす危険性もあります。
風に乗って飛来した異物から頭部を保護する役割もありますので、必須ではありませんがプレイ中気になる方は帽子やサンバイザーを着用しておくと安心です。
便利な用品③偏光サングラス
太陽の紫外線から目を保護し、眩しさを軽減したりと、より快適なパークゴルフのプレイには必要となることもあります。
フレームの種類や色、デザインもさまざまで、ファッションコーディネートの1つとしてこだわる方も多いのが特徴です。
サングラスによっては、グリーン上の芝目がくっきりと見える偏光モデルもあり、本格的にスコアアップを目指したい方には必需品アイテムと言えるでしょう。
パークゴルフ初心者が道具を揃える際の予算は?
ここまで解説してきた道具を揃えるためには、一体どのくらいの金額がかかるのでしょうか。
以下では、目安となる購入予算をご紹介します。
道具 | 必需品 | 予算目安 |
クラブ | ◎ | 15,000円~ |
ボール(1個) | ◎ | 1,500円~ |
ティー(複数個入り) | ◎ | 700円~ |
マーカー | 〇 | PG場の無料提供品でOK |
グローブ | 〇 | 1,500円~ |
ポーチ | 〇 | 3,000円~ |
スコアカードケース | 〇 | 800円~ |
帽子、サンバイザー | 〇 | 1,000円~ |
サングラス | ▲ | 3,000円~ |
※初心者はプレイ中にボールを紛失することがあるので、最低でもボールは2個以上揃えておくと安心です。
全ての道具を新たに揃える場合、20,000円程度の予算を考えておくと良いでしょう。
ただし、特定のブランドやメーカー、デザインへのこだわりがなければ、もっとリーズナブルに揃えることも可能です。
一方、パークゴルフ初心者でとりあえずプレイできれば良いと考える方は、まずは手頃な価格の道具からスタートし、継続できそうなら少しずつ良いものにグレードアップする方法も良いかと思います。
コストを節約したいなら中古品もOK!
パークゴルフを始めるにあたって多くの道具を準備する必要がありますが、必ずしも全てを新品で揃える必要はないかと思います。
例えば、
- 新品のクラブは1万円以上
- ボールは1個1500円(スペアを含め2個が必要)
- デザイン・機能性を重視したポーチは3000円以上…etc
と、総計で約2万円の予算が必要と前述しました。
しかし、「初めは出来るだけコストを抑えたい」という方は、まずは中古品を選択するのも良いでしょう。
クラブやボールといった道具は基本的に耐久性が高く、中古であっても長く使えることが多いです。
中古品を取り扱うメルカリなどでは、中古クラブが最低3000円程度から購入することもでき、他にもボールやティ、ポーチといった基本アイテムも手頃な価格で出品されています。
メルカリでは500円分の無料クーポンも提供されているので、特に予算を気にされる方や安く手に入れたいという方は、中古の通販サイトも賢く有効活用しましょう。
≫メルカリ 公式ページへ
【500円クーポンコード→XCBHAA】
道具を揃えて快適なパークゴルフを楽しもう!
今回は「パークゴルフに必要な道具・用品」についてご紹介しました。
パークゴルフを始める際にはある程度の初期投資は必要ですが、道具を大切に扱えば年単位で末永く愛用することもできます。
まずは、クラブ・ボール・ティーを揃えてパークゴルフの楽しさを体験してみてください。そして、徐々に今回紹介した道具を追加していき、より快適なプレイを楽しんでいきましょう。
Let’s パークゴルフ!!