と考えている方に向けて、この記事では
- パークゴルフでロブショットを打つ方法
について詳しく解説します。
できるだけ画像や動画を使って初心者でも分かりやすく解説しますので、ロブショットの打ち方に興味がある方はぜひポイントを押さえてコースで実践してみて下さいね。
パークゴルフ|ロブショットとは?
パークゴルフにおけるロブショットとは、ボールを柔らかくフワっと浮かせて打つショットのことです。
ロブショットが打てるようになると、
- バンカー越え
- 池越え
- ラフの上をショートカット
など攻め方や戦略に多様性が生まれ、コース攻略の楽しみがさらに広がります。
強打が必要となる「ライナー打ち」や、飛距離を出す「上げ打ち」よりも難易度は低いので、ぜひ本記事を読んでロブショットに挑戦して頂ければと思います。
パークゴルフのロブショットの打ち方
パークゴルフでロブショットを打つ手順は、以下の3つです。
- オープンスタンス
- テイクバックは右脇を開けない
- フォロースルーはインサイドへ
ではさっそく見ていきましょう。
ロブショットの打ち方①オープンスタンス
まずはアドレスに関してですが、構え方としては通常のスクエアスタンス(=目標方向と平行なアドレス)ではなく、ボールに対して足のラインを開く「オープンスタンス」で構えるのが基本です。
ヘッドは目標を指したままスタンスをオープンにすることで、自然とフェースが上向きになるのが分かると思います。
つまり、フェースアングルが上向きの状態で打てれば、必然的にインパクトの初動からボールが浮き上がるという至極単純な話ですね。
ロブショットを打つためのボールの位置は?
ボールの位置については以下の通りです。
- 【基本】左足つま先の延長線上へ設置
- あるいは(体が回転しやすいよう)左足つま先を開いて構えている人は、「左足かかと」の延長線に配置
ロブショットを打つ際の体重配分
また、体重配分はやや右足寄り、6(右):4(左)を意識すると良いでしょう。
この際、アドレスで左足体重にならないよう注意するのはもちろん、インパクトの際もなるべく体重移動は抑え右足軸のまま打ち抜くイメージが重要です。
ロブショットの打ち方②テイクバックは右脇を開けない
ロブショットを打つ際は、フェースの入射面積が通常よりも狭くなるため、ヒールやトゥにボールを当てないよう、より正確にド芯(フェースの中央部)で捉えることが重要になります。
ヘッド軌道の狂いを抑えるためにも「右脇を締めたテイクバック」がとても大切です。ここでは飛距離よりも、狙った場所へ正確に落とせるコントロール性の高いロブショットを意識しましょう。
また、左ひじは可能な限り伸ばした状態でテイクバックしましょう。
そうすることで、クラブヘッドが体のより外側を通る、大きくて自然な円運動を描きやすくなります。(オンプレーンなスイング軌道)
体が固いとなかなかこのような動きは難しいですが、できる限り左ひじは大きく曲げないことがポイントです。
※左手と右手の役割の違いとは?
- 左手:ヘッド軌道を誘導する
- 右手:インパクトでしっかりボールを叩く
左右の腕の役割分担を無視して、テイクバックを右手主導で上げてしまうと、多くの場合上から叩きにいく動作に繋がりやすく、派手な右フケ球(プッシュアウト)が出る原因になるので注意しましょう。
ロブショットの打ち方③フォロースルーはインサイドへ
- オープンスタンス
- 右脇を締めたテイクバック
が出来ていれば、基本的にはフォロースルーのことは考えなくてOKです。
とはいえ、フォロースルーで極端にアウト側へ煽ってしまうと左側へ引っかけてしまう原因になりますので、そのような症状が出てしまうという人に限り意識的にインサイドへ振り抜くことを心がけてみましょう。
ロブショットを打つための基本は「アウトサイドイン」のカットスイングです。
うまくロブ打ちが出来ない人はインサイドアウトのアッパー軌道になっていることが多いので、振り方の根本を修正することで徐々にコツを掴んでいきましょう。
振り返り用|ロブショット解説動画
上記で解説したロブショットの打ち方を動画にまとめました。
パークゴルフ|ロブショットの打ち方まとめ
今回の記事ではロブショットを打つ方法について解説しました。
内容をまとめておくと、
- オープンスタンス、フェースアングルを上向きに
- ボールは左つま先へ(もしくは左かかとの延長線上)
- 体重配分は右足寄り、6:4
- かかとを上げずに振り抜く
- 右脇を締めたテイクバック
- フォロースルーはインサイドへ
これらを意識することで、誰でも必ずロブショットを打つことができるようになるはずです。
ポンと跳ね上がる程度のロブショットであれば腕力もまったく要りませんし、いつものスイングにちょっとしたエッセンスを加えるだけで、誰でも習得可能なパークゴルフテクニックです。
使いこなせるようになると、フェアウェイの凹凸やラフ・バンカーなどの障害物もほとんど気にならなくなりますよ。
何度も練習を重ねて、確実にロブショットを使いこなせる達人になりましょう!