パークゴルフは年齢問わず誰でも楽しめるスポーツですが、打ちっぱなしに行くのが恥ずかしいと感じる初心者の方も少なくないと思います。
もしかすると、自分のスイングが下手だと思われたり、周りの人に迷惑をかけたりしないか心配になる人も多いかもしれませんね。
しかし、そんな不安を払拭するためにも、あえて打ちっぱなしへ行ってみるのが一番の解決策だと私は考えています。
なぜなら、打ちっぱなし練習場を活用することで、
- 自分のプレイを磨ける
- パークゴルフの基本を身につけられる
- 様々なショットの練習ができる
など自らの技術を振り返り、より良い方向へ改善するためには最良の場所だからです。
そこで本記事では、打ちっぱなしでの恥ずかしさを克服するために「初心者が注意すべき点とマナー」について詳しく解説します。
※できるだけ客観的に書きますが、個人的な見解がふんだんに盛り込まれている点ご注意くださいm(__)m
- なぜ初心者は打ちっぱなしで恥ずかしいと感じるのか
- 打ちっぱなしでの基本的な知識やマナーを身につける
- 効果的な練習法を実践する
- 集中力を高め、メンタルを強くする
なぜ初心者は打ちっぱなしで恥ずかしいと感じるのか?
まず、打ちっぱなしで恥ずかしい思いをする理由を考えてみましょう。
初心者が恥ずかしいと感じるのは、主に以下の点に集約されるはずです。
- ボールがまっすぐ飛ばないという恐怖心
- ボールをうまく打てず、隣の打席に飛んでしまうかもしれないという不安
- ダフってばかりで、マットを叩く音が響いてしまう
- 下手な姿を他の人に見られてしまうという羞恥心
- 打ちっぱなしの「作法」がわからない
と他にもさまざまあると思いますが、これらのようなことはパークゴルフ初心者なら誰でも必ず経験することです。
パークゴルフは明日から突然上達できるスポーツではありませんし、打ちっぱなしはそのための練習の場ですから失敗するのはむしろ当然と考えるべきです。
しかし、それを恥ずかしいと感じてしまうのは、やはり自分の技術や実力に確固たる自信が持てないからだと思います。
では、そんな初心者は一体どうすれば自信を持って打ちっぱなしに行けるようになるのでしょうか?
パークゴルフ|打ちっぱなしで恥ずかしさを克服する3つの方法
打ちっぱなしで恥ずかしい思いをせずに済むためには、大きく分けて以下の3つに注意する必要があります。
- 基本的な知識やマナーを身につける
- 効果的な練習方法を実践する
- メンタルを強化する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①基本的な知識やマナーを身につける
打ちっぱなしに行く前に、ある程度の基礎的な知識やマナーを知っておくのはとても重要です。
例えば、練習場へ行く前に、以下のようなことを事前にチェックしておくと安心です。
- 打ちっぱなしの流れや料金
- 打ちっぱなしに必要な持ち物
- 後片付けの仕方や退出の手順
ちょっと考えすぎかなとは思いますが、とりあえず上記3つを把握しておけば、打ちっぱなし場での立ち居振る舞いに困ることはないはずです。
また、他の練習中の人に迷惑が掛からないよう、以下のマナーは絶対守るようにしましょう。
- 打席の前に荷物を置かない
- 隣の打席付近にボールが飛んでしまったら即声をかけて謝る
- 打席の後ろで談笑したり、スマホで通話したりしない
- 練習が終わったらすぐに打席を空ける
これらの点を守れば、他の人に嫌な思いをさせたり失礼な人だと誤解されることもありません。(常識の範囲でわかることですよね)
最低限の基本的な知識やマナーをわきまえておけば、打ちっぱなし場での不安や恥ずかしさを多少は軽減することができるかなと思います。
②効果的な練習方法を実践する
打ちっぱなしで恥ずかしい思いをしないためには、もちろん技術に向上していくことが一番です。
しかし、ただ闇雲にボールを打ち続けるだけでは思ったように上達することは難しいでしょう。
そのため、効果的な練習方法を知り、自分の弱点を克服し、自信を持ってボールを打てるようになることが恥ずかしさを克服するためには重要です。
ここでは、打ちっぱなしでどのような点を心がけると良いかの一例をご紹介します。
練習方法①:ボールをまっすぐ飛ばす
ボールをまっすぐ飛ばすことは、パークゴルフのいわば基本中の基本です。
しかし、初心者の人とはボールが右へ左へと逸れてしまったり、しっかり前に飛ばなかったりすることも多いでしょう。
それはそもそもクラブの向きやスイングの軌道が正しくないためなのですが、まっすぐ飛ばすためには以下の点に注意してみてください。
- アドレス時にフェースが正面を向いていることを確認する
- スイング時にフェースが正面を向いていることを意識する
これらを常に念頭に置きながら、まずは小さなスイングで軽くボールを打つことから始めましょう。
そして、ボールがまっすぐ飛ぶようになったら、徐々にスイングを大きくして距離を伸ばしていけばOK。
こうしたシンプルな練習を繰り返すことで、ボールをまっすぐ飛ばす感覚を早く身につけることが大切ですが、クラブの握り方やまっすぐ打つための基本を知りたい方は以下の記事もご活用ください。
練習方法②:ボールを高く飛ばす
ボールを高く飛ばすこと(上げ球、上げ打ち)は、パークゴルフの楽しみの一つです。
しかし、初心者の方はボールが低く飛んだり、上がらなかったりすることの方が多いでしょう。
それは、ボールを打つときに適切な位置にボールを置いていなかったり、球が上がるスイングの軌道を実践できていないからです。
ボールを高く上げて打つには、次のことに注意しましょう。
- アドレス時、ボールの位置を左足のつま先に合わせる
- スイング時に左肩が下がらないようにする
- オープンスタンスでカット軌道になるようにスイングする
- ボールを打つ際、クラブヘッドがボールの下を通るようにする
上記を意識しながら、まずは腰の高さ(ハーフスイング)でボールを打ってみてください。
そして、ある程度ボールが上がる感覚が理解できたら、少しずつスイングの幅を大きくしていきましょう。
この練習を繰り返すことでボールを上げるコツがわかってくると思いますが、さらに詳しく上げ球のポイントを知りたい方はこちらの記事もご参照ください。
練習方法③:ボールを強く打ってみる
ボールを強く遠く飛ばすことも、パークゴルフの醍醐味の一つです。
しかし、初心者の方はボールが思ったほど飛んでくれなかったり、力が入り過ぎてきちんと当たらないことの方が多いでしょう。
それはボールを打つ際、力強く振り抜こうと意識しすぎるからです。
ボールを遠く飛ばすためには、以下の点に注意しましょう。
- アドレス時に体重を右足に乗せる
- スイング時に体の回転を意識する
- ボールを打つ際、クラブヘッドが加速するようにする
このような点を意識しながら、まずはスムーズにスイングできるようにボールを打ってみましょう。
ボールが安定して飛ぶようになったら、徐々にスイングスピードを上げていきましょう。
この練習を繰り返すことで、ボールを遠く飛ばす力を養うことができます。
③メンタルを強化する
打ちっぱなしで恥ずかしい思いをしないためには、技術だけでなく「メンタル」も大切です。
どんなに上手になっても、周りの人の目が気になってしまうと練習に集中できません。
また、自分のミスに落ち込んだりイライラしたりするとさらにミスを増やしてしまいます。
そこで、メンタルを強くするためには、次のことを心がけましょう。
- 周りの人は自分のことなど見ていないと思う
- ミスをしたら、原因を分析して次の一球に活かす
- 練習の目的や目標をはっきりさせる
- 練習の成果や楽しさを感じる
これらのことを実践することで、打ちっぱなしでの練習をポジティブに捉えることができますよ。
恥ずかしさを克服して打ちっぱなしを楽しもう!
今回は初心者がパークゴルフの打ちっぱなしで恥ずかしい思いをしないための方法について解説しました。
打ちっぱなしでの恥ずかしさを克服するためには、以下の3つが重要であることをおさらいしておきましょう。
- 基本的な知識やマナーを身につけること
- 効果的な練習方法を実践すること
- メンタルを強くすること
これらのことを実践すれば、あなたも打ちっぱなしで自信を持って練習できるようになります。
打ちっぱなしはパークゴルフの上達に欠かせない場所です。
恥ずかしいと思わずに、ぜひ思い切り楽しんでくださいね!