という方に向けて、今回は札幌市南区にコースを構える「八剣山パークゴルフ場」をご紹介します。
・高低差が激しく打ち下ろし&打ち上げが面白い
・砲台型グリーンが地味に難易度高
・八剣山の自然風景が気持ちよく気分転換にも最適
今回訪問したのは10月中旬。
涼しさが心地よい紅葉シーズンの中、「八剣山パークゴルフ場」を初めてラウンドしてみたときの様子をご紹介します。
八剣山パークゴルフ場の施設概要【アクセス・住所・利用料金など】
アクセスについて
「八剣山パークゴルフ場」はロケーションの良さが評判の丘陵地にコースが建設され、基本的にアクセスするには車が必要となっています。
詳しいアクセス・場所についてはこちらをご参照ください↓
▲〒061-2275 北海道札幌市南区砥山182
車で到着するとクラブハウス手前にこのような駐車場があり、駐車可能台数も十分な量が用意されています。
▲駐車場の様子(午後13時頃の様子)
札幌の端にあるせいか、日中の時間帯にも関わらず人の入りはそれほどでもない様子。
利用料金について
「八剣山パークゴルフ場」の利用料金はこのようになっています。
八剣山パークゴルフ場 利用料金
■1日料金:1100円(一般)、700円(会員)
■半日料金:900円
■クラブ&ボールレンタル:300円
ちなみに、プレイバッジ代として100円を預ける形になりますが、プレイ終了後に返金してもらうことができます。
その他、サクランボ狩りとセットになったプラン(1700円)やジンギスカンとセットになったプレイ料金(2200円、要予約)の用意もあるみたいですね!
受付のスタッフとしばらくお話しさせていただきまして、ここはもともと農園をやっていた場所なんだそう。15年ほど前にパークゴルフ場へ作り直し、現在に至るとのこと。
ネットで保護された木にはサクランボが実るようで、夏場にはサクランボをつまみ食いしながらのプレイも面白そうですね(*´ω`*)
その他の施設・設備について
「八剣山パークゴルフ場」にはこのような大きなクラブハウスがあり、このすぐ右手にはランチや休憩に使えて便利な食堂も設置されています。
▲クラブハウス横に建つ食堂
中ではそばやうどん、カレーライスなどを注文することができ、広々としたテーブル席で食事を楽しむこともできます。
▲食堂の中の様子
食堂スペースにはポットや電子レンジ、水飲み用のオーナージャグも設置されており、快適さは申し分ありません。
室内スペースの他、外にも休憩場所があります。
一方、クラブハウスの中はこんな感じです↓
▲クラブハウスの中の様子
作り自体はとてもシンプルで、必要最低限の装備はきちんと備えられていました。
▲パークゴルフ用品売り場
▲手荷物の預け場所
▲オーナージャグやポットなど
▲手洗い場所(石鹸付き)
また、クラブハウスの外に出ると喫煙用の灰皿やエアガンも備え付けられています。
▲クラブハウス正面の灰皿
▲エアガン(合計4基)
灰皿はクラブハウス正面の他、各コースの1ホール目とトイレの入り口側にも設置されていました。
八剣山パークゴルフ場のコース概要
「八剣山パークゴルフ場」には丘陵コース特有のアップダウンが激しい以下の4つのコースが設置されています。
- アップルコース
- ピーチコース
- チェリーコース
- プルーンコース
それぞれのコース概要はこちらの通りです。
アップル | 距離(m) | Par |
1 | 28 | 3 |
2 | 42 | 4 |
3 | 46 | 4 |
4 | 46 | 4 |
5 | 33 | 3 |
6 | 37 | 3 |
7 | 50 | 4 |
8 | 55 | 4 |
9 | 67 | 4 |
合計 | 404 | 33 |
アップルコースは28mのショートコース~ミドルホールが多く、急勾配をたどるコースレイアウトが非常に興味深いですね。
距離が短くても、高低差のあるコースで距離感をぴったり合わせるのはなかなか至難の業と言えるでしょう。
ピーチ | 距離(m) | Par |
1 | 61 | 4 |
2 | 37 | 3 |
3 | 45 | 4 |
4 | 42 | 4 |
5 | 32 | 3 |
6 | 45 | 4 |
7 | 41 | 3 |
8 | 47 | 4 |
9 | 64 | 4 |
合計 | 414 | 33 |
ピーチコースはアップルコースに比べると高低差が比較的緩やかになりますが(一般のコースに比べると激しいです)、その代わりフェアウェイに大きく傾斜がついているコースが多く、ラフからの難しいセカンドショットがスコアアップのポイントになります。
ピーチ | 距離(m) | Par |
1 | 64 | 4 |
2 | 46 | 3 |
3 | 53 | 4 |
4 | 42 | 3 |
5 | 36 | 3 |
6 | 41 | 3 |
7 | 75 | 5 |
8 | 53 | 4 |
9 | 48 | 4 |
合計 | 458 | 33 |
チェリーコースには文字通りサクランボの木が立ち並び、アップダウンの激しさは幾分軽減するものの、「八剣山パークゴルフ場」特有の砲台グリーンが攻略しにくい難所でもあります。
フラットなコースに感覚が慣れている場合、チェリーコースでもかなり難易度が高く感じられると思います。
ピーチ | 距離(m) | Par |
1 | 47 | 4 |
2 | 48 | 4 |
3 | 85 | 5 |
4 | 48 | 4 |
5 | 45 | 3 |
6 | 31 | 3 |
7 | 35 | 3 |
8 | 46 | 3 |
9 | 62 | 4 |
合計 | 447 | 33 |
プルーンコースは第1ホール目から左右が池に囲まれた狭いフェアウェイが難所。ここにボールを落としてしまう人がかなり多いようです。
▲フェアウェイの左右に池が設置
また、コースによっては高低差を攻略しきれずにグリーンをオーバーしすぎると、向こう側には断崖絶壁が待ち受けており、ネットも貼られていないためボールをロストする恐れがあるので注意が必要。
OBの杭もかなりシビアなので、コースに感覚が慣れてきてから最後に周った方がおすすめです。
高低差が激しく打ち下ろし&打ち上げが面白い
なんといっても「八剣山パークゴルフ場」の第一の魅力は激しい高低差。札幌ではこれほど急激な打ち下ろし&打ち上げを体験できる場所は他にはないでしょう。
画像ではわかりにくいかもですが、アップルコースの1ホール目からかなりきつい打ち上げになっています。
最初は距離感が全然つかめず、オーバー&ショートは当たり前といった感じ。これはなかなか楽しませてくれそうなコースです。
▲打ち上げ砲台グリーン
ちょっとオーバー気味に思い切って攻めてみましたが、ティーショットをオーバー気味に打つとパットが極端な下りになってしまいます。たまたまインしたものの、ちょっとでも外れていたら大怪我していたところでした、、(;・∀・)
▲シンプルな打ち上げコース
こちらも動画で見ると何てことなさそうに見えるかもですが、実際にラウンドしてみると以外に難しいです。
ティーグラウンドからピンまでずっと上り傾斜なので、どのくらいの感覚で打つのが正解なのか一発ではつかみきれません。
ちなみ、「八剣山パークゴルフ場」のフェアウェイは重すぎることはなく、割とちょうどいい塩梅ではあります。
▲フェアウェイの様子
ただ、ラフがちょっと重めで、芝質が硬いので速めかな~と思っていると以外とハマります。秋口独特なのかもしれませんが、ここのラフはけっこうくせ者かもですね。
▲ラフアプローチ(ミス)
ティーショットもミスってますが、ラフからの2打目も想像していたより転がりませんでした。
ラフからのリカバリーショットは十勝打ちっぽく振ってますが、素直にカットスイングにしておけば良かったと後悔・・・
フェアウェイも素直に転がってくれればいいのですが、如何せん丘陵コースなので大きく傾斜のついたホールが多め。
ボールが大きく弧を描く様子を如何にイメージできるかが勝負となります。
▲大きく曲がるフェアウェイ1
ググっと大きく曲がっている様子がわかるかと思います。1週目からドンピシャに合わせられる人はそう多くはないでしょう。
こうしたシチュエーションは他にもまだまだありますが、あと2つほどフェアウェイでボールが曲がる様子を載せておきます。
▲大きく曲がるフェアウェイ2
曲がるのに加えやや上り調子のコース。こちらは2週目の様子ですが、1周目は案の定距離感がつかめずボギー上がりでした(;´・ω・)
▲大きく曲がるフェアウェイ3
ボールが奥の方でグイっと右に大きく曲がっていきます。
ラフの上を無理にショートカットするよりも、フェアウェイのラインを正確に読んでショットした方がグリーンオン率が高い気がしますね。
上りコースがあればそれだけ下りコースもあるわけで、基本的にフラットなコースが「八剣山パークゴルフ場」にはありません。
▲打ち下げコース
こちらも1週目では打ちすぎてオーバーしてしまいましたが、2周目では何とか感覚がつかめてきました(^^;)
▲打ち下げコース2
こちらも思いきってポーンと打ち放つと意図も簡単にオーバーしてしまいます。
フェアウェイの傾斜をなぞるようにコロコロ球で攻めるのがセオリーでしょう。とはいえ、フェアウェイにも横傾斜があって難しいのですが…(;´・ω・)
▲打ち下げコース3
こちらはアップルコースの最終ホールですが、このロケーションが「八剣山パークゴルフ場」では最もキツい打ち下げコースとなっています。
※コースの随所にホールインワン賞が用意されているのも面白いところですね
そして、打ち下げコースの中にはこんなショートカットしたくなるホールもあります↓
▲打ち下げショートカット(ミス)
かなり抑えめに打ったつもりですが、思いのほかラフの上をポンポン転がっちゃいました、、重いような軽いような微妙なところですね。
スケベ心が通用しにくいパークゴルフ場かも。
さらにグリーンは全体的に設計上程度の差はあれど「砲台型」となっています。
グリーン周りからのアプローチもちょっとした段差を常に意識せざるを得ず、微妙な力の入れ具合には慣れが必要です。
▲砲台型グリーン
このちょこっと盛り上がった感じが難しいんですよね~
▲砲台型グリーン2
▲砲台型グリーン3
最後にグリーンの様子もどうぞ↓
▲大きく曲がるグリーン
「八剣山パークゴルフ場」は割とこんなグリーンが多め。攻略できるようになると、このグイっと曲がる感覚も面白く感じられると思います(^^)
その他フォトギャラリー
紅葉シーズンの「八剣山パークゴルフ場」は景色最高です!ヾ(*´∀`*)ノ
八剣山パークゴルフ場の総評
・丘陵コース特有のアップダウンが面白い
・コースの随所にホールインワン賞が用意されている
・グイっと曲がるフェアウェイ&グリーンが難しい
・八剣山の自然の景色がとてもきれい
■ラウンド成績:アップル 31打(-2)、ピーチ 28打(-5)、チェリー 28打(-5)、プルーン 26打(-7)
■難易度:
結論。
【八剣山パークゴルフ場】
■住所:〒061-2275 北海道札幌市南区砥山182
■電話番号:011-596-5454
■営業時間:8:00~17:00
■定休日:期間中無休
■公式サイト:http://hakkenzan-pg.com/