- 新しくパークゴルフボールを買い替えたいんだけど…
- どのボールを選んで良いのかわからない
- アシックスのリバイバルって、どんな特徴があるのか教えて!
パークゴルフを始めたばかりの初心者やプレイに慣れてきた中級者が「結局どのボールを選べばいいの?」と迷ってしまうケースは少なくありません。
私はパークゴルフを再開してまもなく2年が経ちますが、一時期はクラブ選び以上に「ボール選びの沼」に嵌ってしまい、価格の高安問わず手当たり次第に様々なボールを試してきました。
現在ではようやくアシックス製のリバイバルというボールに落ち着きましたが、このボールの特徴について知りたい方に向けて実際の使用感や使ってみた感想についてまとめて解説します。
この記事を読めば「ボール選びのポイント」や「私がリバイバルを愛用し続ける理由」が分かります。
パークゴルフボール|リバイバルが人気の理由
正式名称『ハイパワーボール X-LABO リバイバル』は、2019年から発売が開始されたAsicsが製造するパークゴルフボールです。
真球率を高めるリングを内蔵することで、微妙な歪みもない完全な球体構造を実現。繊細な強弱にも敏感に反応する応答性能・反発力に定評のある最も人気のボールです。
他社ボールと同様「熱可塑性樹脂」を採用しているため、炎天下では使用するたび反発力の低下が起こりやすいといった弱点は残るものの、スペアボールと交互に使用するなどの工夫をすれば真夏のラウンドでも影響を最小限に抑えてプレイできます。
もちろん、安心安全の日本製でパークゴルフ協会認定品。
ロングセラー商品で発売当初から値段も少しずつ安くなっており、現在では2000円台半ばと高品質なパークゴルフボールとしては比較的買いやすい価格水準です。
重量は規格ギリギリの約94g、高反発の中空3ピース構造を採用しており、
- もっと飛ばせるようになりたい
- どのショットでも飛距離が欲しい
- 固めの打感が好き
という方には一番おすすめのパークゴルフボールといえるでしょう。
アシックスのリバイバルを愛用する理由【飛距離、使用感など】
私がアシックスのリバイバルを愛用する理由は以下の通りです。
- 硬度が高く飛距離が出る
- カチっとした打音
- リングラインで方向を合わせやすい
さっそく1つずつ見ていきます。
硬度が高く飛距離が出る
リバイバルは球離れがとても良く初速が出るため、振りの強さに対しリニアに連動する飛球イメージが持ちやすいです。
フェースで押し出し「飛び出る瞬間の弾き感」がどのボールよりも特徴的で心地良く、低いライナー、飛距離が欲しいハイライナー、ロブや上げ球に至るまであらゆる球種において飛距離を事前に想定しやすいのが大きなメリットです。
表層・コア(内部)ともに固いボールなので、分類としては飛距離重視の「ディスタンス系」の球と言えます。
カチっとした打音
手に取った質感は他社メーカーと遜色ありませんが、実際に打ってみると打感がかなり固く、「カチっ」と響き渡る軽快な打音にリバイバルの特徴が表れています。
同社の二刀流やヘキサゴンはどちらかというと「コツっ」のような柔らかい打撃音で、強弱問わずある程度均一な音質フィーリングになります。
特に20~30m台のショートゲームやパッティングでは、振りの強さに応じた「打音感」も大切にしているので、強弱を明確に聞き分けられるリバイバルの音鳴りは私には最も最適だと感じます。
ラインを利用して方向をセットしやすい
リバイバルには、ボールの中央に1本の太いリングが入っており、それを利用してターゲットに対し正確にボールがセットしやすいという隠れたメリットもあります。
70m以上のロングショットでは、打ち出し直後“数センチの方向ズレ”が向こう数mの大きな差異として表れます。
「目標にまっすぐ向くのが苦手」という方は、このラインを使って目標を合わせるようにするだけで目標方向へ正しくアドレスできるため、イメージ通りの球が打ちやすくなります。
利用者からの評価も高い
リバイバルユーザーの口コミを調べてみました。
「打った時に軽く感じるのが良い。飛びも良い」
打感が軽く感じるのは、球質が固くフェースからの球離れが速いためです。
一方、柔らかいと瞬間的に球が大きく押し潰され、フェースにまとわりつく“抵抗時間”が長くなります。方向感が安定しやすいメリットはあるものの、打感が重たく、人によっては肘への負担が気になる可能性があります。
「中に金属が入っていて斬新な構造が気に入った」
中の金属=真球リングのこと。このリングがボールを酷使することで発生する形の歪みを抑え、均一な転がり性能と固めの打感を維持してくれます。
「ヒビ割れするボールもあるが、リバイバルはそれがない」
パークゴルフシーズン中には1~2ヶ月ごとに新しい球に買い替えますが、これまでリバイバルがヒビ割れした経験はありません。
割れが少ない代わりに、夏場は熱垂れによるコア膨張の恐れがあるため、スペアと交互に使うなどの工夫は必要です。(休憩のついでに水にさらすなど、冷やすことで元に戻るのが熱可塑性樹脂の特性でもあります)
結論:パークゴルフボールはリバイバルがおすすめです
今回は私がアシックスのリバイバルを愛用している理由をまとめてみました。
1000円前後のボールと比較すればやや高めですが、他のボールとは使い勝手も打ち心地も、さらにグリーン上でのパッティング感覚も段違いに優れています。
毎日のプレイに使用するものですから、安いボールを使っていた方は少し背伸びをしてでも良いボールを使った方が確実にパークゴルフが楽しくなります。
たかがボールと妥協すると、自ら実力の伸びしろを潰してしまいかねません。
私はこれまでさまざまなボールを試しましたが、結局最後は上記理由でリバイバルに落ち着きました。もっと飛んでコントロールしやすいボールを探しているという人は、ぜひこのリバイバルをコースでお試しあれ。