「飛距離が出るおすすめのパークゴルフクラブが知りたい」
「本当に良いものなら多少高くても試してみたい」
というパークゴルフ中級者以上の方に向けて、本記事では『おすすめの飛ぶパークゴルフクラブ』をご紹介します。
筆者自身、これまで7本の様々なパークゴルフクラブを購入して試してきましたが、店頭での試打なども含めるとかなりのメーカーを網羅しています。
その中で実際に購入を決断し、使ってみて球が飛びやすくコントロール性の良いパークゴルフクラブに厳選してご紹介しますので、これから新しいクラブを見つけたいという方はぜひ参考にしていただければと思います。
あくまで個人的な見解です
※ここでは実際に購入に至ったパークゴルフクラブだけをまとめており、言うまでもなく個人の主観に基づくレビューです。
とはいえ、参考になる部分もあるかなと思いますので、新しいクラブの評判も気になるという方のお役に立てば幸いですm(__)m
球が飛ぶおすすめパークゴルフクラブ2選
飛距離性能が高く、さらにコントロール性とのバランスが高い水準で満たされていると感じたおすすめパークゴルフクラブはこちらです。
- PiPoT(ピポット)Fit all
- SHIDOH(シドウ)MIKASA ロイヤルモデル
「聞いたことがない」という人もいると思いますが、実は上記2メーカーは、
- 1本1本職人による手作り
- 純国産製のみの取り扱い
という点で共通項のある実力派のパークゴルフメーカーです。
なぜこの2つなのかについて、実際に使ってみて感じたおすすめポイントを簡単に解説していきます。
おすすめパークゴルフクラブ①PiPoT(ピポット)Fit all
PiPoT(ピポット)はパークゴルフの本場幕別町に本社を置く5大パークゴルフメーカーの1つ。
近年札幌にも支店をオープンさせ、知る人ぞ知る「高品質なクラブを製造するメーカー」として定評があります。
社長や少数精鋭の職人さん、札幌支店(エーゼット)を運営する娘さんの親しみやすい人柄も去ることながら、『PiPoT品質』にほれ込んだ熱心なファン層(リピーター)が多いことでも知られています。
PiPoTのクラブの一番の特徴は球の上げやすさにあり、
- フェースを開いて構えやすい3ウェイソール
- 高弾力でしなりの強い3Kカーボンシャフト
- ヘッドに鉛を内蔵し角度を上げたことで振り抜きやすさと広いスイートスポットを確保
これらの特徴から、ティーアップ時だけではなく深いラフからでも易しく上げて打つことができるという強みがあります。
PiPoTはヘッド素材を自由にカスタムすることができる国内唯一のメーカーで、かば・いたや・たも・月桂樹といった材種から、プロ野球のバットでも使用されるアオダモ、材種としては最も強度の高いブラックパーシモン材を使ってカスタマイズすることも可能。
価格帯が上がるほど(材種が高級化するほど)より反発性能が高くなり、特にアオダモの優しくマイルドな打感と方向性の良さ、そして他の追随を許さない異次元の高反発・飛距離性能は素晴らしいの一言。
同じ力感でスイングしても「飛距離2割増し」で飛んでくれるため、長距離ホールがより一層ラクに楽しく攻略できるようになります。
下位モデルもリリースされていますが、やはりPiPoTユーザーになるなら上記特徴をすべて満たした最上位『Fit allシリーズ』の選択を強くおすすめします。
おすすめパークゴルフクラブ②SHIDOH(シドウ)MIKASA ロイヤルモデル
SHIDOH(シドウ)は群馬県高崎市に本社を置く設立間もない新興パークゴルフクラブメーカーで、同社製クラブはすべて山形県の国内工場にて製造されています。
長年ホンマのクラブ開発に携わってきた三笠氏、志藤氏、淀氏がタッグを組み、「より自由な発想で、ユーザーが求めているものを柔軟に開発したい」という強い想いで設立されたのが株式会社SHIDOH。
研磨、塗装はすべて職人による手作業で行われ、重さ・長さ・シャフトの入射角、さらにグリップ裏の両面テープの貼り方1つにも徹底的にこだわり、職人の目と感触のもと品質管理水準の高さは折り紙付きです。
SHIDOH MIKASAロイヤルモデルの1番の特徴は「打ち損じの少ない広いスイートエリア」で、いつもならミスショットで手こずる場面でも見事にナイスショットへと好転させてくれます。
こんなにスイートスポットの広いクラブがあるとは、初めて振ったときはマジで驚きました(;’∀’)
全体は525gとやや軽めながら、シャフトが超軽量4軸カーボン材を採用しているため、他と比較しても「低重心感レベル」が一段飛び抜けた仕上がりに。
またトップの位置からテイクダウンに入る瞬間ヘッドの重さが心地よくタメを作ってくれるので、力尽くで振らずとも自然なインサイドインのプレーンなスイング軌道を実現してくれます。
MIKASAロイヤルは非常に芯を食いやすい性質があり、直進性・方向性が狙い通りに出やすいため、このクラブを使うときは上げるよりも正確性を重視した転がし球を多用するようになったのが一番の変化でしょうか。
フルスイングして芯の中の真芯を食った時の、あの空振りしたかのような独特の感触は一度体験すると癖になってしまうほどです。
球が一瞬潰れるように強く反発したかと思うと、その飛距離は7割の振り感でも驚くほど遥か彼方へとボールを運んでくれるため、現状飛距離に自信が持てないという人ほどMIKASAロイヤルは革命を引き起こす可能性が高いといえます。
またデザイン性も格好良く、特にソール部の高級感とヘッドの流線形状はぜひ実際に見て確認していただきたいポイントですね。製作コンセプトにも共感できる部分が多く、もっと広く普及すべきメーカーの1つであると個人的には思います。
パークゴルフクラブ選びに失敗しないためには
近年パークゴルフメーカーも各社「プレミアムモデル」を投入していることもあり、高価格帯のクラブもよく売れる時代になりました。
当初は1万円でも高かったはずのものが、慣れてくると3万円、5万円、果ては10万円以上払ってでも惚れたクラブは買ってしまうという「半ばマニア」のような人も少なくないと思います。
これまで様々なパークゴルフクラブを所有してみて身に染みている話ですが、私自身実はパークゴルフクラブ選びに失敗した痛い経験があります。
もちろん初心者の方は1万円程度でとにかく安く買えるものを選べばOKですが、中級者以上でぴたりと自分に合う最良のクラブを探すなら
絶対に試打させてもらいましょう。絶対にです。
世間的に良いと言われるクラブでも自分のスイングスタイルと合わないものも多く(実際には合わないものがほとんど)、体と合致しないクラブを使い続けると思うようなプレイができないだけでなく、最悪の場合「怪我の原因」につながる恐れがあります。
買い替えたクラブだとまったく痛むことがなくなって、「これはクラブが合わなかったんだ」とその時初めて気づきました
クラブを選ぶ際は、
- 重さ
- ライ角
- グリップの太さ
- グリップの形状
- 低重心の度合い
- シャフトの柔軟性
- ヘッドのサイズ
- ヘッドの垂直ラインマーカー
- フェースを合わせたときのフィーリング
- 打感
- デザイン性が好みか
など、挙げればキリがないほど事前にチェックすべき点が多くあります。
これらを確認する方法は「試打するしかありません」。
この試打なしにクラブ選びをしてしまうと、場合によっては費用対効果がまったく得られないばかりか、高い身銭を切ったにも関わらず結局前のクラブの方が良かった…なんて事態にも成りかねません。
よほどのことがない限りは店頭で試打をさせてもらい、本当に納得のいくものかどうか10球でも100球でも実際に打ってから判断することを強くおすすめします。
当たり前のことなんですが、実際似たような経験をしている人も少なくないと思うので念のため…m(__)m
まとめ
この記事では「おすすめの飛ぶパークゴルフクラブ」についてご紹介しました。
現時点では、
- PiPoT Fit all
- SHIDOH MIKASA ロイヤルモデル
の2メーカーをピックアップしてみましたが、現在使用しているユーザーさんの意見も気になるところですね。
また、今後も飛距離性能とコントロール性能がうまく融合したクラブがあったらここに列挙する形で追記していきます。(実は他にも気になるクラブが…)
それでは今回はこの辺にしておきます。
何か参考になる部分があれば幸いです。