今回の記事では2021年度、春のオープンを迎えた「ローンスケープ輪厚パークゴルフコース」を周った際の様子をまとめていきます。
この時訪れたのは、日に日に暖かさを増す4月下旬。
昨年から様々なコースを初見でラウンドしてきましたが、芝生の状態・グリーンの質感の水準が大変高く、難易度とのバランスが取れた、当ブログでは“道央圏最高峰のコース”であると位置づけている名所です。
というわけで、今年の春は一体どういった状況なのかを確かめるべく、今回は改めてプレイしてみた感想やコースの様子などをご紹介していきます。
※前回ラウンド時にまとめた記事はこちら↓

【2021年度】ローンスケープ輪厚 春のオープン!
各コース2021年春のオープンを続々と迎えるこの頃ですが、いくつか事前にラウンドしてきたパークゴルフ場と比較しても仕上がりは抜群に良いという印象です。
ローンスケープ輪厚といえばコース全体に凹凸があり、お椀をひっくり返したような砲台グリーンなどが特徴的。総距離は長くないものの攻略の醍醐味を存分に味わえる非常に優れたコースの1つです。
一番気になっていたグリーンですが、ベントグリーンを採用しているためこの季節でもコンディションは万全といった感じですね。
※ベントグリーン:国内のゴルフ場では一般的に採用されるグリーンで、一年中綺麗な緑色をしているのが特徴。芝質が非常に柔軟で傾斜なりにボールが転がるため、ライン読みの難易度が通常のパークゴルフグリーンより高くなります。
整然かつ清潔な見た目も去ることながら、足を踏み入れるとそのフカフカした感触に驚かされます。
カップも大変きれいな切り込みが入っており、ローンスケープのグリーンでは癖のない滑らかなパットを楽しむことができます。


ラインを読み込むという行為の重要性(必要性)がよく理解出来ますし、このクオリティならゴルフ場と比較しても遜色のない仕上がりです。
また、コースの状態もAコース1番ホールからかなり癖のある地形となっており、加えて上記の超高速ベントグリーンが難易度を一気に引き上げています。
▲A-1 30m Par3 上り右傾斜のあるコース
こうしたアンジュレーションを目の前にすると、いかにもローンスケープ輪厚という感じがしますね。短距離コースといえど想像以上に難易度は高く感じるでしょう。
こちらはAコース2番ホールですが、いきなり100mの超ロングホールとなります。
▲A-2 100m Par5 コース最長のロングホール
全体的にフラットな箇所が少なく上り調子が続き、グリーン手前から一気に打ち上げるシチュエーション(砲台グリーン)が面白いところ。
決して簡単ではないですが、小手調べにマン振り出来るコースなので飛ばし屋にはたまらないスポットの1つですね。
一方、春という季節柄ところどころ芝が寂しい部分も目につきますが、特にプレイに支障の出るレベルではありません。

ラフはしっかり減速しますし、フェアウェイの抵抗感もまずまず。これから本格的な夏を迎えるにつれて状態はしっかりと改善していくでしょう。
※2020年9月上旬の芝の状態はこちらが参考になります↓

飛ばし屋なら攻めたくなるB-5 100m
ローンスケープ輪厚には見どころも多いですが、やはり一番面白いと感じるのがこちらBコース5番ホールの100m。
▲B-5 100m Par5
途中から右ドッグレッグとなる超ロングホールで、右側はOBではないものの深い谷底になっており、まんまと落とすと飛距離に自信がなければ脱出が困難という難所。落ちても気にならない飛ばし屋は敢えてチャレンジするのもありかもしれませんね。笑
まとめ
今回は2021年度春のオープンを迎えた「ローンスケープ輪厚」をラウンドした際の様子などを簡単にご紹介しました。
非常にテクニカルなコースだけに攻略するのは容易とは言えませんが、グリーンなどコースにおける質感と満足度は“最上級クラス”といえます。
状況によってはこちらのランキングも変更しようかと思ったのですが…やはり1位はローンスケープ輪厚で据え置きですね。
興味がある方は是非一度ラウンドしてみることをおすすめします。
ローンスケープ輪厚
■住所:〒061-1264 北海道北広島市輪厚678-3(MAP)
■電話番号:011-377-8448
■営業時間:8:30~16:30(新型コロナ感染症対策で時短営業)
■定休日:シーズン中無休
■公式サイト:http://ls-wattsu.com/




